人生模索中ブログ(-.-)

happyを追究したniko life~さよならメニエール~

【読書記録】東野圭吾「プラチナデータ」映画化主演は話題の二宮くんなのですね!!

10月末から何だかんだと忙しく?!なんとなく心の余裕が少なめです。
いつもスターやブクマとても嬉しいです。読みに来てくれてありがとうございます。
私が楽しみに読んでいたブロガーさんが数人更新ストップしてて悲しいですが、私はゆるりと無理せずに更新していこうと思います。今後もよろしくお願いいたします。

「プラチナデータ」東野圭吾
f:id:newworld0530:20191112000515j:plain
おすすめ度★★☆☆☆(2.5)

作品について

こちら先日結婚発表をした嵐の二宮くん主演で映画化されているそうですね!東野先生の作品はたくさん映像化されていて本当に驚きです。そんな作品たちを2年前まで一切知りもしなかった自分にも驚きですが(笑)

【あらすじ】
テーマは『DNA』です。
毛一本でも唾液でも、DNA解析をすると、その人間のことが細かいことまでわかります。身長、骨格等はもちろんですが、「足の人差し指より中指の方が長い」など細かいことまで。その人間の顔をリアルに予想することできるようになりました。DNAを登録していれば、「この人の親戚にあたる人」などまでもわかり、このシステムのおかげで、高確率で犯人を逮捕できるようになった世の中のお話です。
主人公の神楽(かぐら)はこのシステムを使ってDNAを解析する人です。
ある日、このシステムを作った天才兄妹が殺されます。神楽は「作った人が殺されちゃった( ̄▽ ̄;)」と慌てますが、現場に残されていた髪の毛をDNA解析したところ、驚きの結果を目にすることになります。
なんとなんと!!
解析結果をもとに作り出された顔は、自分(神楽)だったのです!!!
「ええええええ!なんで俺?」と慌てます。実は神楽、二重人格を自覚していて治療しているのです。神楽のもうひとつの人格はリュウ。リュウが目覚めているとき、神楽には記憶がありません。
「まさかリュウが、、?」と疑います。警察から逃げながら真相を暴いていく話です。

あらすじと初めの展開は「面白そう!!」と思い、サクサク読み始めました。
ですが、、、

感想

犯人や山場は書きません。
私の中で東野先生作品の最低おすすめ度★2.5を記録しました。
感想とあらすじと混在してしまうのですが、兄妹の殺人の他にも、違う連続殺人事件が起きます。殺された人は女の人で犯されて中出しされているのです。精液からDNA解析を行うのですが、「Not Found」。そのDNAのデータがありません。警察としては、『まだDNA登録が浸透していないから、データが足りない。』という結論だったのですが、実は違うのです。
【素晴らしいシステム】とは、いろいろな裏事情があるそうです。この点については「なるほどね。」と私は納得しました。それがこのタイトル「プラチナデータ」につながることです。

が!!!
この殺人が胸糞気持ち悪いなと思ったのです。
「Not Foundだからわざと痕跡を残した」んですけど、痕跡=精液って(|||´Д`)死んだ女の人を犯して精液を残す思考回路が気持ち悪い!!これだけでこの本はおすすめ度★2.5です。

楽しかったのは、神楽がDNA解析した結果を見て慌てるところまででした。が、さすがは東野先生です。最後まであっという間に読んでしまったのも事実。「読みやすい、気になる出だし」というところを評価して★2.5です。

本の帯の「人を愛する気持ちもDNAで決まるのか」という言葉に興味をそそられたのですが、、、この文は釣りですか?
一応恋愛も絡んできますが、筋違いではないかな、、?!と思いました。全くそういう話ではなかったように思います。

ただ、DNAをテーマにしたところは面白かったです。アメリカで実際にDNA解析で犯人を捕まえたという事例をテレビで目にしていました。近い将来日本もDNA登録を呼び掛けられる日が来るのでしょうか。倫理的に問題もあるようで、難しい問題だなと考えさせられました。

今回、少し酷評になってしまいましたが、私の素直な感想を書かせていただきました。
やっぱり『秘密』に手を出そうかな?と悩みながら、家にあった東野先生の別の本を読み始めました。

また書きます(^^)

にほんブログ村 病気ブログ メニエール病へ
にほんブログ村