【読書記録】サピエンス全史~ネアンデルタール人に恋するサピエンス~
2018年に読んだ本ですが、非常に興味深く面白かったので紹介します。
「サピエンス全史(上)」
【目次】
歴史年表第1部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
不面目な秘密/思考力の代償/調理をする動物/兄弟たちはどうなったか?第2章 虚構が協力を可能にした
プジョー伝説/ゲノムを迂回する/歴史と生物学第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
原初の豊かな社会/口を利く死者の霊/平和か戦争か?/沈黙の帳第4章 史上最も危険な種
告発のとおり有罪/オオナマケモノの最期/ノアの方舟第2部 農業革命
第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇
贅沢の罠/聖なる介入/革命の犠牲者たち第6章 神話による社会の拡大
未来に関する懸念/想像上の秩序/真の信奉者たち/脱出不能の監獄第7章 書記体系の発明
「クシム」という署名/官僚制の驚異/数の言語第8章 想像上のヒエラルキーと差別
悪循環/アメリカ大陸における清浄/男女間の格差/生物学的な性別と社会的・文化的性別/ 男性のどこがそれほど優れているのか?/筋力/攻撃性/家父長制の遺伝子第3部 人類の統一
第9章 統一へ向かう世界
歴史は統一に向かって進み続ける/グローバルなビジョン第10章 最強の征服者、貨幣
物々交換の限界/貝殻とタバコ/貨幣はどのように機能するのか?/金の福音/貨幣の代償第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン
帝国とは何か?/悪の帝国?/これはお前たちのためなのだ/「彼ら」が「私たち」になるとき/ 歴史の中の善人と悪人/新しいグローバル帝国原 註 図版出典
私は歴史が好きです。資料集を眺めることが大好き。学生のころにみた、アウストラロピテクスとか北京原人とか、「人類の進化」のページが特に興味津々でした。
この本には、裏付けの資料も載っていたり、説明も丁寧でとてもわかりやすかったです。
ただ、私は、第一部だけめちゃめちゃ興奮して読み、その他は普通のテンションで読み終えました。
ネアンデルタール人ラブ
中学だか高校だかの世界史の先生に「ネアンデルタール人は埋葬をする文化があったんだよ。」と教わりました。花なんかもお供えしていたようで、なんて素敵なネアンデルタール人♪(´ε`*)と思いました。
それが、好きのきっかけです。
さらに、体格がよく、顔の彫りも深いとのことでタイプにぴったり♥️♪こんな浅はかな理由ですが、好きです、ネアンデルタール人。
衝撃!ホモ・サピエンス(現世人類)とネアンデルタールの混血!!
ネアンデルタール人は、絶滅しています。ファンとしては、「残念だなぁー」と思っていましたが、、、我々のDNAから、ネアンデルタール人のDNAが見つかったとのこと(゜ロ゜;!!
(ただのネアンデルタール人にわかファンなので、詳しい方が説明したらもうちょっと違うのかもしれません。明らかに違っていたら書き換えますので教えて下さい。)
つまりつまり、我々の先祖とネアンデルタール人との間にラブラブした事実があるということ!!
我々ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は別種と考えられているため、混血は無理と考えられていたのです。この本を読む前からそのニュースは知っていましたが、この本にもこのことは書いてありました。
いやぁ!!テンションあがります。
私のように、ホモ・サピエンスでもネアンデルタール人に恋する人がいたのですね💓😍💓!!
埋葬は人食いのため、、、?
さっき、ネットでネアンデルタール人のことを調べていました。今までも何度も何度もネットでネアンデルタール人の記事を読んで20年近く好きでいたのですが、先ほど衝撃的な記事を発見。
人食いの風習あり。埋葬は、肉を剥ぐ儀礼的なものだったかも。
と!!!
まーーーーじーーーーーー???
ちょっとショッキングです。
心優しいネアンデルタール人を勝手に妄想していました。
…これからもネアンデルタール人について調べながら真相を探っていきたいと思います。
ということで、ぜひぜひ、人類に興味のある方はお読みください。ちなみに、私、下巻には興味なくて買っていません。