私のノンフィクションストーリー~結婚・離婚・病気・退職・再婚~
【一度始めたら、簡単に辞めてはいけない】
【継続は力なり】
【石の上にも三年】
【辛いことを乗り越えることが大切】
【辞める=諦める・負ける】
そんな教育を受けてきた。ぎりぎりゆとり教育ではない時代に育った私。
そんな私のノンフィクションストーリー。
結婚、、、離婚。
就職、、、退職。
そして再婚。
あー、、迷って、決断して、そして今に至る。やっと笑えるよ。今は幸せです。
2004年、高学歴と言える大学に入学。
小さい頃から、頭の回転が速かった。さほど勉強しなくてもいい成績がとれた。
2008年、小学校教員になった。
私は家庭が複雑で学校が楽しかった。楽しい学校にしたくて、先生になった。実際はとっても難しく、全員が楽しい学校なんて不可能だと思った。
だけど、諦めたらそこで終了。むしゃらに働いた。残業120時間。それでも楽しかった。子どもたちが生き生きがんばる環境を作ることが生き甲斐だった。
2014年、結婚をした。
28歳だった。幸せだな、と思った。私は、仕事も家庭も手に入れた。
2016年、大変な学年を3回目の持ち上がり。正直辛かった。そして、知らぬうちに幸せだったはずの夫婦関係も、おかしくなっていた。
2017年4月、彼らを卒業させて安心したところ、体と心を壊した。メニエール病、うつ状態という診断をしてもらった。
【一度始めたら、簡単に辞めてはいけない】
【継続は力なり】
【石の上にも三年】
【辛いことを乗り越えることが大切】
【辞める=諦める・負ける】
あー、私、辞められない。家庭も仕事も、投げ出せない。
【教員=いい人でなけらばいけない】
【いい妻=家事をこなし、常に笑顔】
こうやって自分で作ったルールに、苦しめられていたのかな。
2017年6月。
病気になって2ヶ月。離婚を決めた。
『人生初めての大きな決断。離婚。』
たくさんの職員、友達、教え子にお祝いしてもらって結婚したのに、、。親を悲しませちゃう。あー、、、でもこのままなら死んじゃう。
初めて、人生のレールからそれた気分だった。
6月以降、一人で生きていく決意をした。引っ越しをして、仕事に復帰して、、。保険に入った。老後に困らないように。
仕事復帰後1年。2018年夏。
私は退職を決意した。沖縄で一人で住もう。私を支えてくれてる彼はいたけど、再婚はする気ない。
『人生の第二の大きな決断。退職。』
あー、離婚もした、退職もする。すべての荷物をおろし、死なない程度に生きていこう。もう何も怖くない。
2018年11月。
彼が事故により生死をさまよった。これはとてもショックな出来事だった。幸い、命は助かり、介護生活の同棲を余儀なくされる。共同生活に自信がなかった私だが、なぜかとっても居心地がよかった。そして、「この人が死ななくて本当によかった。」と心の底から思った自分を発見。
2018年12月末。
『人生の第三の決断。再婚』
もう自分の人生なのに、何がなんだかわからない。
結論を申し上げると、迷い迷った離婚、退職、再婚は、自分が進むために必要な決断だった。そう言い切ることにする。
退職したけど、やりたくなったらまた教員やればいい。再婚がいけないなんていう法律はない。大事だと思える人に出会えたんだから、胸を張ればいい。迷って決めたことは、多少うまくいかなくたって後悔しないだろう。
いつまでも離婚できず、いつまでも退職せず、どんどんその人や仕事を嫌いになるのも不幸だ。
ただ、
【一度始めたら、簡単に辞めてはいけない】
【継続は力なり】
【石の上にも三年】
【辛いことを乗り越えることが大切】
【辞める=諦める・負ける】
この教えを覆すのはなかなか難しい。やっぱり忍耐は大切だと思う。時代遅れの四角い頭だけど、辞める決断も時に必要だということを体感した。
これからもまだまだ悩んで決断することがあると思う。私はもう一人ではない。支えあって、いろんな決断をしながら、こうなったら、とびきりhappyな人生を送ってやろうと思う。
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