人生模索中ブログ(-.-)

happyを追究したniko life~さよならメニエール~

読書嫌いから、読書好きに!その理由はめまい対策でした。

私は、去年まで読書が苦手でした。

「読書をすると頭がよくなる。」と大人に言われましたが、読書をしなくてもテストの点はよかったし、生きることになんも不自由がありませんでした。

読書感想文も、まずは読まずに「タイトルから想像したこと」などをつらつら書いたり、結末だけ読んだり聞いたりしてから、自分の経験や考えなどをまとめたりしていました。

授業で必要なもの以外だと、年間0冊。小中高では、図書館も利用しない。そんな子でした。

 

読書ってかっこいい

まずはじめのきっかけは、仲良しの後輩が待ち合わせのときに本を読んでいて「スマホ時代にめちゃめちゃかっこいい!それやってみたい!!」という不純な動機から、読書に興味をもちました。とりあえず何を買っていいのかわからないためその後輩から借りました。


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・トリツカレ男

・漁港の肉子ちゃん

・きりこについて

・海の見える街

この4冊です。全部読みましたが、西加奈子さんの小説が初心者には読みやすかったです。

が、まだ本質的な楽しさはわからず。この頃メニエール病になり、「病院の待ち時間が長いから仕方なく読む」ぐらいの感覚でした。

読書にハマり始める

2017年夏頃の私はだいぶメニエール病の症状に悩まされていて、「電車でめまいが起きたらどうしよう。」と思えば思うほど電車がダメになりました。特に満員電車では動悸や吐き気がひどくなってしまい、心療内科の先生には『パニック障害のような症状ですね』なんて言われていました。

【どうやって電車通勤しよう】というのがしばらくのテーマだったのです。

×音楽

私は音楽を聴くのが大好きです。好きなケツメイシやミスチルを聴きながら通勤しよう!と思いましたが、メニエール病の影響か聴覚過敏に悩まされていてイヤホンが無理だったのです。音楽案、却下。

△V6の過去映像

これはだいぶ助かりました。が、映像だけでなく音が欲しくなる→音を聴いてるとやっぱりめまいが不安になる→さらにはWi-Fiのない環境で動画を毎日見るのは通信料的に無理。V6案、却下。

◎読書

本は無音の世界です。とにかく続きが気になる、夢中になれる本を見つけようと思いました。そして『どんなに続きが気になっても電車以外で本を読んではいけない』という掟を自分で作りました。

理想は、「え?もう着いたの?もっと読みたい、降りたくない!」「あー、続き気になるー。早く読みたい!早く電車に乗りたい!」と思うようになる本。読書嫌いだった私にとって、そんな本ないでしょ、と思っていたのですが、そんなときに東野圭吾先生の本に出会いました。朝精神安定剤を飲んで本と共に乗車。すると降りるのも忘れるほど熱中し、降りたホームで読みたくなるほど夢中になり、あんなにパニック起こしてた電車も、新しい趣味に救われたのです。

それ以来、「楽しいな。」「読みたいな。」と思って読むようになりました。(多少かっこつけの優越感もまだあります笑)せっかく読んだのなら、と思い、このブログで読書記録も書かせていただいています。

また一つ、メニエール病になって得したことが見つかりました。病気自体は地獄なんですけどね。笑

これからも私の読書記録をよろしくお願いいたします。