【読書記録】東野圭吾「容疑者Xの献身」最高におすすめの一冊になりました。
「容疑者Xの献身」東野圭吾
おすすめ度 ★★★★★★
感想
(核心に迫るネタバレはなし。)
たった今読み終わりました。興奮しています。今まで「人魚の眠る家」が★5で一番面白かったのですが、★5を越えて★6をつけてしまいました。
殺人事件ものは怖がりなのでドラマや映画で見たことがほとんどありません。そのため、ガリレオの存在は知っていましたが、興味すら持ちませんでした。
すでに内容を知ってる方は、今さらかよ!と思うかもしれませんが、小説「容疑者Xの献身」を読み、今更ながらそのおもしろさに感激しております。
見所は天才VS天才
石神が天才過ぎました。
そして、それを暴く湯川も天才。
天才同士の関係性にグッと来る
湯川の石神に対する、友人を越えた尊敬の念を感じました。湯川が石神のトリックに気づいたあとからの、とっても切ないストーリーがこの小説の読みどころだと思います。
湯川の気持ち↓
「あの石神がまさか!!」(信じたくない、、。)
からの、
「石神を思うと、トリックをバラすのは心苦しい。」
「でも、石神を思うと、バラさないのも心苦しい。」
ここのところです。
この湯川の石神に対する優しさと尊敬と愛情と、、
…私、興奮しています!!!
2018年、年末。
素敵な本に出会えたことに感謝。
まだ読んでいないという方、ぜひ♪
年明け、映画版も見ました↓