人生模索中ブログ(-.-)

happyを追究したniko life~さよならメニエール~

映画「容疑者Xの献身」観ました。

冬休みに大感動した小説「容疑者Xの献身」。

映画版を見るか迷っていたけれど、数人の方から、「映画版もよかったよ!」との口コミを聞き、冬休みの最後に観てみました。

というのも、GyaO!で無料配信期間だったのです。

感想

原作がいい場合、やっぱり2時間ぐらいの映像にまとめるのって難しいと思います。けれど、見終わって満足できた作品の一つとなりました。

原作との違い。雪山のシーン。
石神(堤真一)から「山につきあってくれ。」と言われて、石神と湯川(福山雅治)が二人で雪山に登るシーンがあります。

このシーンはなぜ入れたのだろう?
と考えた結果、勝手に推論します。

①不穏な空気を出す効果。
石神のトリックに気づき始めた湯川。
吹雪がひどくて前も見えないような雪山に連れ出された湯川。
原作を読んでない人には、あの雪山で何かまた事件が起こるのではないか??とハラハラドキドキするのではないでしょうか。

②石神の決意を表す効果。
「これが最後の山登り」的な。
つまり、湯川が気づいていることにも気づき、もう捕まる覚悟ができたよ!ということです。この山のシーンのあとに、捕まる準備をします。

③湯川と石神の「二人きり」のシーンで、友情を視聴者に感じてもらう効果

なんでしょう。
言葉で説明するのは難しいですが、2人のただならぬ関係?を感じたシーンでもありました。
緊迫した生きるか死ぬかの雪山のシーン=石神と湯川の切羽詰まったやりきれない気持ちなのかなぁとも思いました。

その他感じたこと
①工藤役がダンガンで、イメージと違いすぎた(笑)もう少しシュッとした紳士のイメージでした。。。

②石神が本当にやばいストーカー風に映像化される=視聴者をだます(?)演出は悪くなかった。

本の方では、捕まるためにわざとストーカーになりすます風に話が進む。読んでいる方としては「ただ花岡靖子が好きなだけで、わざとストーカー風にして捕まる。」というのがよくわかる。一方映画の方では、途中で本当のストーカーみたいに感じたけど、ラストで違ったよということがわかると思うので、視聴者の感動はアップするのかもな?と思いました。

③花岡靖子役の、松雪泰子がきれい。娘役もかわいい。そして演技がうまかった(*^^*)

しばらく東野圭吾離れます。

すごく怖がりです。
映像で見てしまったら、殺されてるシーンとか石神が首吊りをしようとしているシーンが頭から離れず。そしてその日の夢に何度も出てくるびびり具合(笑)

一旦殺人系の小説から離れます!!
東野圭吾の本はあと4冊ぐらい買ってあるので、また気が向いたら読もうと思います。