【読書記録】乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

乾くるみ「イニシエーションラブ」

おすすめ度 ★★★☆☆

あらすじ(ネタバレなし)

side A、side Bがあり、まゆとたっくん(鈴木)の恋愛小説となっています。
最後の二行で、「ん？どゆこと？そういうこと？」となるのでネタバレしたら読む意味がなくなってしまう一冊！！

感想

「二度読み返す」「最後の二行ですべてがわかる」的な謳い文句があったので、普通の恋愛小説じゃないんだなぁと思いながら読み始めました。

sideA、楽しくすらすら読む。
sideB、あれ？まゆ目線じゃないの？どういうこと？と思い、読み始める。時間が経ったということでsideBなの？と自分を納得させる。

sideB、ピュアだったたっくんが、すれたなぁ、、と悲しくなりました。
最後まで読み、私は「えーー！！！」ともならず、静かに現実を噛み締めました笑

その後、ネタバレサイトでいろいろ学習し、やっぱり伏線回収をしたくなり二度読みしました。「なるほどねぇ」と思ったり、時間の経ち方とか考えたりして読み、それもまた楽しかったです。

とにかくこの本はレビューを見ずに一度自分で読んでみればいいと思います(笑)
一言で言うのであれば、、
『鈴木夕樹に幸あれ！！！』