人生模索中ブログ(-.-)

happyを追究したniko life~さよならメニエール~

中堅教諭の役割のひとつ~後輩を育てるとは?~

中堅教諭等資質向上研修という研修があり、私は今年度この研修の対象でした。

授業研究とは別に、「後輩を育てる。」といったニュアンスの大きなテーマから自分の課題を設定し、1年間かけて研修していきます。研修を通し、後輩を育てるというのは、とても難しいことだと思いました。

学んだこと、考えたことをアウトプットしておきます。

育てる=思いを引き出してサポートする

「育てる」とは、「教える」となんとなく思っていましたが、これでは後輩が主体的に働くというところまで育たないということに気がつきました。

では、後輩が主体的に働けるようになるには、先輩として何ができるでしょうか。

研修を通して出した結論は、後輩の思いを引き出し、それが実現できるようにサポートするということでした。

私と同じ部会の後輩は、学校を動かす代表委員会(子どもの委員会活動)のキャップです。
「毎月どんな活動をすればいいですか?」という後輩の質問に、「これをやるよー!」と伝えるだけでは、「後輩は先輩の言った通りにやる」だけです。

それでも初めはいいのですが、もうワンステップ進みたいところ。
「必ずやることはこれだよ。」と伝え、やり方については、「去年はこんな風にやったよ。今年はどういう風にやりたい?」と聞きます。
ここでやりたいことが見つかってる後輩はほとんどいません。
なので、「こういう案もあるよ。こういう風に進めている学校もあるよ。細かくなくてもざっくりこういう子どもになってほしいとかいう願望でもいいよ。」とヒントになりそうなことを伝えます。

話し合っていくうちに、後輩がやりたい方向性が見えてきます。ここまできたら、あとはその思いが実現できるようにサポートするのみです。「先輩にヒントをもらいながら、自分の思いをもって進められた」という達成感や充実感を感じられるように心がけます。そして、決めたことは管理職や学年主任に伝え、先輩との連携のしかたや報告の大切さも伝えるようにするといいと思います。

子どもたちの指導もそうですが、「やらされている勉強や仕事」というのは身につきにくいです。子どもたちも教員も「主体的に」行動できるよう、サポートしていくのが先輩教諭の役割のひとつだなぁと思いました。

後輩、病む。

仲良くしてくれてる後輩が、病んでいます。6年を受け持つ若者(若くなくても悩みます)は病みがちかもしれません。思春期の魔の時期なので。とても指導がむずかしいです。

私は帰りにロフトに立ち寄り、こんなものを購入しました。
f:id:newworld0530:20190304202949j:plain
f:id:newworld0530:20190304202741j:plain
すてきなバスソルトがあるんですねぇ!!後輩の気分っぽいのを選びました(*^^*)一個150円というリーズナブルなお値段のプレゼントですが、少しでも癒されて残り10日を乗り越えてもらえたらと思います。


私も退職まであと1ヶ月弱。
卒業式の音楽全般担当なので、悔いなくやりますよっ!!